先日、渋谷のカフェで本でも読もうと思って、カウンターでドリンクを注文し、受け取るのを待っていました。
その間、とある女性がお店にはいってきて、カウンター横のトイレへ行き、しばらくするとトイレから出て来たのですが・・・
「あ、この女性はカフェを利用することなく、トイレだけ利用しに来たのだな。そのことがバレないように、さりげなさを装っているんだな」
というのが、面白いように伝わってきました(笑)。
私からみると全然さりげなくないし、「ちょっと悪いことしてるなぁ」って思っているのが、態度というか雰囲気から伝わってきました。
案の定、カフェを利用することなく、その女性はお店を出ていったのですが、人ってどんなに装っても、本心がついていっていないと、態度や雰囲気にあらわれてしまいます。
面白いもので、実際にカフェを利用する人からは、こんな雰囲気は感じないんですよね。だから、トイレから出てこようが、よほど奇抜な格好をしているとかでなければ、気にも留めないでしょう。
なぜなら、カフェを利用するから後ろめたさがまったくないんですね。
つまり、カフェを利用しなかった女性も、「わたしはカフェを利用するつもりだったけど、急用ができてカフェを出なければいけなくなった」ぐらいに自分を思い込ませていたら、あんなバレバレなさりげなさや「悪いことしてるなぁ」という雰囲気は出なかったのでしょう。
(で、ようやく本題です!)
好きな人の下手に出てしまうと、それも態度や雰囲気で確実に伝わってしまいます。
人は自分より下だと思っている人には魅力を感じません。
だから恋愛では、相手の下にならないことが大切です。
かといって自分より上すぎる人、つまり男性にとって高嶺の花のような女性でも、これまた恋愛に発展するのは難しいですが、
男性は自分より少しぐらい上の女性を追いかけたくなりますし、好きになります。
女性だって、好きな人は自分より上だと無意識に思っているものです。
だから恋愛は下手に出ないほうが、断然うまくいくのです。
実際には上も下もないのですから、自ら望んで下にならなくていいのですね。
どんなに「下手に出ないぞ!」と決めても(装っても)、心の中で「好きになってもらいたい」と思っていれば、それは自分が相手より下だと思っていることになります。
だから当然「好きになってもらおう」という態度で相手に接していれば、「私はあなたより下ですよ」というのが、態度や雰囲気で相手に伝わってしまうのですね。
話を冒頭のカフェに戻すと、コンビニのトイレを利用するときでも、なにか商品を買わなきゃ申し訳ない・・・という思いになりますよね。
(私はトイレを出たあとなにか買う派です・・・)
そんなとき、「なにか商品を買わなきゃ申し訳ない」と思わない人って、「別にいいじゃん」って思っているから、商品を買わずとも堂々としているんです。
ということなんです。
堂々とすればいいんです、好きな人の前では!
「わたしは魅力的な女よ!」
「わたしを好きになってもいいわよ!」
って。
男性が魅力を感じるのは、自信があって余裕がある女性です。
だから、好きな人に「好きになってもらいたい!」という態度で接するのではなくて、「わたしは魅力的だから、好かれて当然!」ぐらいの思い込みで接すればいい。
そうすると、「あ、この女性は魅力的で、素敵な女性なんだ。」って男性は思います。
モテる人って、「わたしはモテる」と思ってるからモテるんです。
可愛い人って、むかしから家族や周りの人に「可愛い、可愛い」と言われて育っていて、「自分は可愛い」と思っているから可愛いんです。
思い込みの力は強烈で、人は思い込んだ通りの自分になっていきます。
思い込みっていうのは、他人を変えるものではなく自分に働く力です。
思い込みの力で自分が変わることによって、結果として他人のあなたに対する思いや態度も変わります。
好きな人のあなたに対する思いや態度も変わっていくのですね。
「どうせ彼に好かれない」と思っていれば、そんなあなたになっていくし、相手も「好きにならなくていい女性なんだ」と思ってしまう。
「どうせ彼に好かれる」と思っていれば、そんなあなたになっていくし、うまくいけば相手も「好きなのかも」と思ってしまう。
どうせなら自分にとって都合のいい思い込みで、恋愛を進めていったほうがうまくいきますよ♡