今回はちょっと辛口かもしれませんが、ずっと彼氏ができない女性について書いていこうと思います。
私のまわりにも、彼氏が欲しいと言いながら、ずーっと彼氏ができない女性たちがいます。ずっとというのは、何年、何十年単位です。
そして、彼女たちにはある共通点があることに気づいたんです。
もちろんずっと彼氏ができない女性がすべてこう、というワケではありません。しかし、当てはまる人も多いんじゃないかな、という気がしています。
たまにマッチングアプリをしたり、出会いの場に足を運んだり、恋愛本を読んでいるのに、ずーっと何年、何十年と彼氏ができないなら、それはやっぱりマインドの部分に原因があります。
ずっと彼氏ができない女性の共通点とは
ずっと彼氏ができない女性の共通点とは、ズバリ、他人の嫌なところばかりに注目してしまう、ということです。
「○○さんの、あーゆーところが嫌」
「○○さんって、いつも自分を押し付けてくるよね」
「○○さん、かまってちゃんすぎてうざいよね」
身近な人だけでなく、たいして仲良くない人、よく知らない人にたいしても、嫌な部分を見つけてしまうのです。
それではなぜ、他人の嫌なところに注目する女性は彼氏ができないのかというと…自分のことが嫌いだからです。
嫌いというと言いすぎですが、つまり、自己肯定感が低い。
自分のことが嫌いだと(自己肯定感が低いと)、他人のなかに嫌なところを見つけて、「私のほうがまだマシだ」と思いたくなるんです。
こうやって自分を守ろうとするんですね。
誰だって、自分のことを好きになりたいから。
自分とは一生付き合っていかなくてはいけないから、そんな自分に嫌われるなんて耐えられないのです。
ではなぜ、自分のことが嫌いな女性がずっと彼氏ができないのかを、これから書いていこうと思います。
ずっと彼氏ができない2つのパターン
理想が高く彼氏ができない
自分のことが嫌いだと彼氏ができないのは、まずそういう女性は理想が高くなりがちだからです。
とびきりの素敵な男性と付き合って、自分のことを好きになりたいと無意識に思うのです。
価値のある男性じゃないと、自分の自己肯定感は高まらないのですね。
だから、なかなか理想の男性が現れなかったり、手が届かないような男性をずっと思いつづけていたりします。
彼氏がほしいと思いながら、ずっと彼氏ができない女性には、こういうタイプの女性が本当に多いなぁと感じています。
彼氏ができそうになると(無意識に)自分で壊す
そして、自分のことをあまり好きになれないと、「こんな私が大好きな彼に愛されるはずはない」という思い込みが潜在意識(無意識)にできあがります。
もしあなたが販売員さんだとして、自分がちっとも好きじゃない商品を、あなたの大切な人に「これ、買ってください!」なんてオススメできないですよね。
自分のことが好きじゃないのに、大好きな人を相手に「私と付き合うと幸せになるよ♡」なんて思えないのもコレと同じ。
好きになれない商品にたいして「この商品はあんまりよくないんだよなー」と思っているように、「私なんかと付き合っても…いいことないけど」なんて無意識下では思っています。
彼氏がほしくても潜在意識で拒否をしてしまうので、たとえば結婚している男性など、お付き合いが難しいような男性に惹かれたり、うまくいきそうになると自分からその恋愛を壊す行動に出てしまうんですね。
壊したくて壊すのではなく、これも無意識です。
願いが叶う(ほしいものが手に入る)のは、5%の顕在意識(表層意識)と95%の潜在意識(深層意識・無意識)が同じ方向を向いているときです。
5%の顕在意識(ふだん私たちが意識できているもの)で「彼氏がほしい」と思っていても、自分のことが嫌いな女性は95%の潜在意識で「こんな私が好かれるはずはない」と思うので、95%の潜在意識に引っ張られてしまいます。
そして「私が好かれるはずはない」ということが事実であると証明するために、自分から(壊したくはないのに)壊してしまいます。
自分磨きを頑張っているのに彼氏ができない理由
他人からみて、ものすごく自分磨きを頑張っているのに彼氏ができない女性もいますよね?それはなぜかと言うと、自分磨きを頑張る理由が「このままの私じゃダメだから」というものだからです。
つまり自己肯定感が低いゆえ、自分磨きを頑張って、自分の価値を高めようと思っています。
自分磨きを頑張ることはなにも悪いことではありませんが、「このままじゃダメだから」という自己否定からの自分磨きは、恋愛においてはあまりいい結果をもたらしません。
自分磨きをすることで自己肯定感が上がるのならいいけれど、「不足」を見ることがクセになっていると、満足することがなく、永遠に不足からの自分磨きが終わりません。
「今の私も素敵だけれど、もっとよくなることは楽しい♡」と楽しんで自分磨きをしたいですね。
彼氏をつくる努力より、自分のことを好きになる努力
彼氏がほしいと思っているのに、ずっと彼氏ができない女性は、先ほどご紹介した2パターンに分かれると感じていますが、
どちらにしろ、自分のことを好きになる前に、つまり自己肯定感が低いまま行動だけを変えてみても、彼氏ができる可能性は、そう高くはないでしょう。
彼氏をつくる努力より、自分のことを好きになる努力をしたほうが近道なんですね。
仮に彼氏ができても、やっぱり自分から壊します(もちろん、おつきあいする中で自分が変わればいい話!)。
私は片思いでも、彼氏ができても、自分で壊してきたタイプですが、これも自己肯定感の低さが原因だったと、今ならわかります。
自分を好きになる努力なんて考えたこともなく、相手に好かれる努力ばかりして、しかし潜在意識では「こんな私は好かれない」と思っていたので、自分で壊してきました。
潜在意識で思っていることを、証明しようとするんですね。
自分を好きになると、恋愛だけではなく人生そのものがガラリと変わります。もちろんいい方向に。
もし「あー、これ私のことだな」と感じた方がいるのなら、恋愛を頑張るより、自分を好きになることに頑張ってみてはいかがでしょうか。