恋愛では距離感は大切です。
こちらは相手の男性のことが好き。
だから距離を縮めたい!とばかりにグイグイ行きすぎると、相手からは「ちょっと待った!」がかかることがあります。
しかし反対に、拒否されるのがが怖くて一歩踏み出せないでいれば、相手から歩み寄ってくれない限り、ずっと平行線のままです。
さて。
距離を縮めたくて近づくんだけど、一定の距離まで近づくと、相手の男性が離れる。
それじゃあ仕方がないと思ってこちらが離れると、相手の男性が近づいてくる。
「もう近づいてもいいのね!」と、再びこちらが近づいてみると、やっぱり相手の男性は離れる。
こんな経験をしたことはないでしょうか?
これには、男性の心理として、次のふたつの理由が考えられます。
・近づきたいけどコントロールされるのはゴメンだ!
・近づきたいけど本当の自分を見せるのは怖い!
男性と女性だから、なんだか難しく感じますが、これは同性の間でも同じです。
あなたにも、距離が近い女性(友達)と、長く知っているけれど、なんだかんだ距離が縮まらない女性(知り合い)っていませんか?
【1】近づきたいけどコントロールされるのはゴメンだ!
たとえば、あなたが「好かれたい」と思って、男性に近づいている場合。
相手の男性は「俺をコントロールさせようとしているな」と感じます。
「好かれたい」とは「好きにさせよう」としているのであり、そのほかにも「追いかけさせよう」「振り向かせよう」というのも同じです。
(ブログの性質上、わかりやすく「追いかけさせるには」などの言葉を使った記事は書いていますが、本来は「追いかけさせよう」などと思わない方がいいのです)
これは、洋服屋さんで店員さんが「洋服を買わせよう」として近づいてくるのと同じです。
逃げたくなるでしょう?
その洋服屋さんは好き、だけど「買わせよう」としないでほしい、というわけですね。
女性同士であっても「好かれたい」が見えてしまうと、距離を取りたくなってしまうことがあります。
だけど、その子のことは嫌いじゃない。
だから、ある一定の距離を保ったまま、付かず離れずの関係がつづきます。
さて。
もしあなたが、相手の男性にたいして「好かれたい」「追いかけさせたい」などの思いで近づいているのなら、それをやめることです。
LINEにしても「俺のことが好きなのかも?」が伝わるのはよくても、やたらと褒めまくったりすれば「好きかも?」より「好きにさせようとしてる」が伝わってしまいます。
私も、好かれようとしてLINEをしていた時には、彼の反応もにぶかったです。
そして、駆け引きをやめることです。
駆け引きをしていると、永遠に駆け引きがつづきます。
【2】近づきたいけど本当の自分見せるのは怖い!
人と人は距離が縮まるほどに、もちろん全てを見せるわけではないけれど、本当の自分をお互いに見せ合っていきます。
たとえば、あなたが「年齢を知られたくない」と思っている相手がいれば、あなたは意識的にしろ、無意識にしろ、ある一定の距離からは相手をブロックしてしまいます。
しかし、すでに年齢を知っている相手とは、一定の距離を越えて仲良くできるんですね。
このように、知られたくない自分があると、仲良くしたいとは思っていても、相手から踏み込まれると距離をとってしまうんです。
男性も、あなたに近づきたいけれど本当の自分を知られるのが怖いと思っていると、あなたとの距離が、ある一定を越えそうになると、離れます。
これはプライドの高い男性や、自分に自信のない男性に多く見られます。
だったら、どうすればいいのか?
それは、あなたが本当の自分を見せていくことです。
相手の男性にたいして、自分のいいところばかりを見せるのではなくて、ダメな部分とか弱い部分とか、そういった部分を見せていくと相手も心の鎧が少しずつ取れていきます。
好きな人だから、ついつい、「素敵な自分」を見せたい!と思うかもしれませんが、
相手の男性が、本当の自分を知られるのが怖いと思っているタイプであるのなら、そんな素敵なあなたには、ますます本当の自分を見せられなくなってしまいます。
まずは、あなたから心を開いていきましょう。