私もずーーーーっと「彼氏にこれしてほしい、あれしてほしい」ばかりで、彼氏に何かを求めてばかりの恋愛をしていました。
「私はこんなに好きなのに!」
「私はこんなに頑張ってるのに!」
と、彼氏がべつに望んではいないこと(私は彼のためだと思っていた)を勝手にやって、彼のことを思いやり、かいがいしくお世話をし、見返りを求めていました。
自分は彼氏のためにいろんなことをやってあげているつもりでも、男性はそれを望んでいない、なんてことは恋愛のあるあるなんです。
先日、男性向けの恋愛本をチラリと読んだのですが、そこにはこう書かれていました。
「自分がしてほしいことを、女性にしない」って。
つまり、男性がしてほしいことを女性にやっても、女性は喜ばないよ、ということです。
彼氏があなたがしてほしいことをしてくれないのは、愛情がないからじゃない。
あなたがしてほしいことが、そもそもわかっていないのです。
そして、あなたも彼氏がしてほしいことを、していない。
お互いに、すれ違いまくっているというわけですね。
してほしいことがあれば、素直に「してほしい」って言えばいいんだけれど、
愛される女性は、彼氏が自分からやりたくなるように仕向けるのが上手なんです。
しかし愛され下手な女性は、「してほしい」が言えなくて、不機嫌な態度をとることによってわかってもらおうとしたり、
「なんで○○してくれないの?」と彼を責めるようにしたり、
「してほしい」と言って断られたら、ムスッと膨れたりして彼に「ノー」という権利を与えなかったり、
あまりよろしくないやり方で、彼にしてもらおうとしてしまいます。
人って、同じことをするのでも、自分がやりたくてやっているのと、やらされていると思いながらやるのとでは、全然違うんです。
恋愛では、彼氏が自発的にやる、というのがとーっても大切なんです!
彼女にやりたくてやっているなら、愛情が募っていくけれど、彼女にやらされていると感じると、愛情が減っていってしまいます。
これだけの違いが出てくるんですね。
過去の私は例に漏れず後者で、彼氏が私に何かしてくれることにこだわっていたのは、私のために何かをしてくれることで愛情を図っていたからです。
強制的に、義務的にやらせても、愛情が得られるわけではなくて、むしろ逆なのに・・・。
さて、愛される女性は、どうやって彼氏が自分からやりたくなるように仕向けているのでしょうか?
それは・・・
・彼がしてくれることを思いっきり喜ぶ
・可愛く「して♡」と言う
・彼に「ノー」という権利を与える
彼氏が彼女にやってあげたいと思うのは、彼女の喜ぶ顔が見たいからです。
実は男性は、あなたの知らないところで、あなたの笑顔が見たくていろんなことをやってくれているのです。
それをスルーしつづけると・・・気づいたら何もしてくれない彼氏になってしまっています。
彼氏がしてほしいことをしてくれないのは、あなたが彼氏がしてくれることをスルーしてきたから、という可能性があるんです。
男性が何かしてあげたいと思うのは、受け取り上手で喜び上手な女性です。
そして過去の私が完全に間違っていたのは、彼に「ノー」という権利を与えなかったこと。
可愛く「して♡」と言ってみても、彼氏がやってくれないことはあります。
しかし私は、彼氏が断ることにたいして、それを「私への愛情がないからだ」と決めつけ、不機嫌な態度をとったり拗ねたりするような女でした。
まさに男性が「彼女めんどくさい」と、思わず口にするような女だったんです。
こんな彼女に、何かしてあげたいと思うでしょうか・・・。
彼氏にお願い事をして断られても、それは愛情がないわけではありません。
だけど、彼氏には「彼女は○○してほしいんだな」というのは伝わります。
彼氏の「ノー」をあっさりと受け入れられると、時間が経っていつか、一度断られたお願い事をやっってくれる時がくることがあるんです!
これは私が経験しています。
だから、してほしいことは、してほしいと伝えることです。
以下の記事でも触れていますが、溺愛されている女性は、直接言わないまでも、会話のなかで「自分の喜ぶこと」を彼氏に伝えているんです。
男性には女性の「察して」は伝わりません。
彼氏がしてほしいことをしてくれないのは、してほしいことがわかっていない、もしくは、してほしいことを強制的にやらせようとしているかのどちらかです。
自分がしてほしいことばかりに囚われるのは、きっと、彼氏がそれをしてくれることで愛情を感じるからかもしれませんね。
だけど、あなたがほしい愛情と、彼氏があなたにあげている愛情は違います。
彼氏があげている愛情に気づいて、それを拾うから、彼氏もしてほしいことをしてくれるようになるんですよ。