相談から恋が生まれる、という話も聞きますし、実際に相談を通して二人の仲は、相談する前に比べて親密になることは、たしかです。
男性は、相談してくれる女性に対して
「俺のことを信頼してくれているんだ」
「俺に弱みをみせてくれた」
と思い、
相手の女性に、それまでより特別な感情を抱くようになり、頭の片隅にふと思い浮かぶ、気になる存在になります。
しかし!
相談の仕方も、一歩間違えれば、「あー相談に乗らなきゃよかった」と思われかねません。
以前、以下の記事で書きましたが、
彼氏にかぎらず、
男性に相談をした際になるべくやらないようにしたいのが・・・
男性がよかれと思ってしくれたアドバイスを否定すること、です。
もちろん、なんでもかんでも受け入れろ!というワケではありませんが、普段から、「でも」や「だって」が多い人は、
つい、男性がしてくれたアドバイスに対して「でも〜」などと、否定してしまいます。
そして、せっかく自分がアドバイスをしたのに、彼女は全く受け入れてくれない!となると、男性は、あなたからの相談を受けるのが嫌になってしまいます。
相談は、恋愛がうまくいくチャンスなのに!
女性にはわからない感覚かもしれませんが、男性は、自分の力不足を感じるのが怖いのですね。
だから、男性に相談をする際には、「俺は彼女の力になれてるんだ!」と感じるようにもっていくことです。
男性に相談に乗ってもらって、アドバイスをしてくれたのなら、「○○くんが言ってた通りにやってみたら、うまくいった!」とか「○○くんのおかげで、元気がでた!」と、ちゃんと「あなたのおかげで」と、彼が力になれたことを、伝えてあげましょう。
そうすると、「また彼女の力になってあげたい!」
と思うようになり、恋愛に発展する、なんてこともあるわけですね。
さて、そもそも、男性はどんな風に相談されると嬉しいのかというと・・・
「○○くんだったら、こういう時どうするの?」
です。
「私がどうしたらいいか」を相談するのではなく、「あなたならどうする?」と相談をすると、彼は答えやすいのですね。
たとえば、あなたが転職するかしないかで悩んでいるとして、
「今の会社の上司とどうしても合わなくて・・・転職しようか悩んでいるんだけど、でも次の仕事が見つかるか不安で、迷ってるの。」
「どうしたらいいと思う?」
って男性に相談したとしましょう。
このように相談されて、もちろん「俺だったらこうするかなぁ」と自分に置き換えたり、「こうしたらいいんじゃない?」と適切なアドバイスをくれる男性もいますが、
相談の内容によっては(人によっては)、俺はこうするけど・・・○○ちゃんの上司がどういう人かもわからないし、安易にアドバイスできないなぁ・・・。
と考える男性もいます。
男性は、女性から相談されるのは基本的には嬉しいし、力になってあげたい!と思います。
だけど、それと同じぐらい、「力になれなかったらカッコ悪いなぁ、嫌だなぁ」とも思います。
だから、「私はどうしたらいいと思う?」の聞き方では、場合によっては「力になれないなぁ・・・」と、男性は自信をなくしてしまうのです。
そうすると、彼女の相談には乗りたくないかも、なんて思ってしまうのですね。
しかし、
「今の会社の上司とどうしても合わなくて・・・転職しようか悩んでいるんだけど、でも次の仕事が見つかるか不安なんだよね。」
「○○くんも会社の人間関係で悩んだりする?」
と、聞いてあげると、
彼は、ただ自分のことを答えればいいだけだから、そんなに難しくないんです。
そして、
「○○くんだったら、こういう時どうする?」
って相談すると、
「俺だったら、今の仕事にやりがいを感じてるなら、もう少し頑張ってみるかな。」
「でも今の仕事が好きじゃないなら、絶対に次を探すよ!」
「だって、そんな辛い思いしてる時間、もったいないじゃん!」
などと、
彼は自分のこと、自分の考えをカッコよく語ることができます。
人は、自分のことを語りたい。
とくに男性は、自分のことを語るのが大好きです。
あなたが相談をしているようで、じつは彼に、自分のことを語らせてあげているんです。
なおかつ、あなたの力にもなれている!
彼はあなたと話すのが楽しい、と思うことでしょう。
これはもちろん、LINEであっても有効です。
LINEで相談をする時も、「○○くんだったら、こういう時どうする?」と相談すれば、彼は嬉しそうに答えてくれるはずです。
問いかけひとつで、答えは変わります。
男性へ相談する時は、「私はどうしたらいいと思う?」ではなくて「あなたならどうする?」。
また、ちょっと話はそれますが、自分への問いかけも、人生をうまく行かせる問いかけと、停滞してしまう問いかけがあります。
とくに「なんでいつもうまくいかないんだろう?」と自分に問いかけてしまうと、うまくいかない理由ばかりを、自分の人生で探すようになってしまうので、要注意ですよ。