引き寄せの法則とは、波動の法則とかエネルギーの法則とも言われ、おなじ波動が引き寄せ合うというものです。
波動というのは目には見えませんが、同じく目に見えない周波数に置き換えるとわかりやすいです。
リモコンの8チャンネルのボタンを押すとフジテレビが映り、4チャンネルを押すと日テレが映ります(地域によって違いますが)。これは周波数をフジテレビにあわせるからフジテレビが映り、日テレにあわせるから日テレが映ります。
人もそれぞれ周波数(波動)を出しており、その周波数を変えると目の前に現れる現実も変わってくるのです。
引き寄せ合う周波数(波動)が違えば、また違う現実が引き寄せられてくるのです。
波動というのは、感情によって変わってきます。先日以下の記事でエイブラハムの「感情の22段階」を紹介しましたが、感情が上に上がれば上がるほど波動が高くなり、下に行けば行くほど波動は低くなります。
さて。
引き寄せの法則をつかって願いを叶えたい!と思ったとき、願いが叶った自分をイメージング(妄想)するとか、願いが叶った状態をアファメーション(言葉にして唱える)するとか、手帳やノートに書く、などの方法がよく紹介されています。
どれがいい、悪いではなく、自分にとって合う合わないがあるだけだと思っています。
なぜなら、これらは全て、願いが叶ったときの感情を味わうための手段だから、です。
だから、逆にいえば、イメージングもアファメーションも、手帳やノートに書くのも、感情がともなっていないと、なかなか叶いにくいのですね。
「これが叶わなかったら困る!」という焦りや不安、執着を抱えながら、これらのことをやっても、叶うのは、焦りや不安、執着という感情が出すエネルギーのほうです。
願いが叶ったときの感情を味わうことによって、その感情のエネルギーと同じものを引き寄せる、というのが、引き寄せの法則で願いを叶える仕組みです。
私が「引き寄せの法則をつかっても願いが叶わないじゃん!」って思っていた頃は、とにかく必死でした。
必死でイメージングをし、必死でアファメーションをし、必死でノートに書いていました。
だから叶わなかった。
手段はどうであれ、大切なのは、願いが叶ったときの感情を味わう、ということです。
人には「自分を守ろう」とするシステムが働くので、未来に起こるかもしれない危機を想像することがあります。
それは仕方がないことです。
だけど、まだ起こってもいない未来に対して不安な感情を抱きつづけたままで過ごすのではなく、どうせ未来を思うなら、自分の望む未来を想像して、幸せ気分に浸る。
なにを考えるかは、自分で選ぶことができます。
感情も、自分で選ぶことができるんです。
一日のなかで、ネガティブな感情を感じる時間が90%あるのだとしたら、ネガティブな感情を選ぶクセがついてしまっているだけです。
感情は、一度しっかりと感じることによって消えていくので、なにかネガティブな感情を感じてしまったら、一度はちゃんと感じることは大切なこと。
だけど、それを長引かせることはしないで、あとは、自分が「なりたい」感情を選ぶんです。
感情って選びたい放題なんですよ!!
そして、選んだ感情によって、その感情のエネルギーにともなった現実が引き寄せられてくるんですよ!!
だったら、好きな感情を選びましょうよ♡
なんだか最近は、勝手に願いが叶っていっているように感じています。
時々「こうなったらいいなぁ」ってニマニマしながら妄想することもあって、その時間も楽しいし、なにより今の波動が高いからだと思います。
だから意識して願いに焦点をあてなくても、気づいたら勝手に叶ってしまっているのでしょう。
つい最近では、ドラマでよくある、旦那さんが会社の人を家につれてきて、奥さんが手料理をふるまうやつ!で、「毎日こんな料理が食べられるなんて幸せなヤツだなぁ〜」みたいに言われるやつ!
あれ、憧れてたのですが、実現しました。(実際には会社の人ではなくて友達ですが)
ふだん2人分しか作らないし、4人分も作るのは大変で、万が一美味しくなかったら彼にも申し訳ないなど、思いの外重労働でしたけど、「なにこれ、おいしい!」の声もいただけて嬉しかったですよ。
人から見たら、「えっ、そんなこと?」と言われるような願いでも、叶った体験をこうやって積み重ねていくと、それが自信にもなって、どんどん願いが叶っていってしまいます。
究極には、人は、その願いが叶うことによって、「楽しいなぁ!」とか「幸せだなぁ!」とか、そういう感情を味わいたい。
そのための願い、ともいえます。
だから、波動を高くしておくことが、願いが叶うためには必要なのですね。
毎日を楽しく過ごしていたら、連鎖的にいいことが起きて、ハッピーなスパイラルが巻き起こるんですね。