男性は単純だと言われますが、単純である理由のひとつが、「すべては女性に認められるため」であるということ。
男性は女性がいないと生きていけないのです。
恋愛にのめり込んでしまうのは圧倒的に女性のほうが多いけれど、女性ってじつは強い。
女性は男性に認められなくても生きていけるし、自分で自分を幸せにする方法を(本当は)知っている。
女性は好きなことをしていればいい、それだけで輝いていられる。
むしろ好きなことをやって輝いている女性を男性は好きになり、女性は好きなことをしていれば、男性が追いかけてくる。
しかし男性はそうはいかないのです。
好きなことだけをやっていると、そのうち彼女から愛想を尽かされる。
男女の違いって面白いですよね。
男性が頑張るのは女性に認められたいから
男性が仕事を頑張るのも、筋トレをしてカッコいい身体になりたいのも、スポーツを頑張るのも、知識を蓄えるのも、なにかで一番になりたいのも、ぜーんぶ女性に認められたいから。
平たく言えば「女性にモテたい!」が原動力になっています。
もちろん「女性にモテたいから仕事を頑張る!」「女性にモテたいから筋トレに励む!」とあからさまに意識はしていなくても、根っこの部分には、女性にモテたい、女性に「かっこいい!」と言われたい、女性に「尊敬されたい!」など、女性に認められたいという気持ちがあるのです。
この世から女性がいなくなったら、男性はなにも頑張らなくなる!なんて言われ方もするぐらい。
なぜ男性は女性に認められたいのかというと、子供を産むのは女性であるから。
人間の目的は子孫繁栄と言われますが、男性って、女性に選ばれないと自分の子孫を残すことができません。
こういった本能的なものから、男性は、女性にくらべて存在意義を感じにくいのです。
女性はこの世に存在する必要があるけれど、男性は女性とちがって必要である理由を感じにくいのですね。
だから女性から認められることで、存在意義を感じられるのです。
頑張るモチベーションになる女性を好きになる
男性が好きになるのは、頑張るモチベーションになる女性です。
「彼女にカッコいいって思われたい!」
「彼女に認めてもらいたい!」
そう思わせてくれる女性が好きだし、そうやって認めてくれる女性が好きです。
愛されたいなら、大好きな彼の頑張るモチベーションになること。
もし彼氏に冷たくされている、ぞんざいに扱われているなど感じているのなら、本来、女性は男性のモチベーションになるはずであるのに、あなたは彼の頑張るモチベーションになっていない。
現時点では。
男性が頑張るモチベーションになる女性は、俺がなーんにもしなくても、「好き!」「かっこいい!」と追いかけてくる女性ではありません。
たしかに、大好きな彼が仕事ができなくても、引き締まった身体をしていなくても「好き」は「好き」だと思いますし、男性だって、自分のダメな部分も受け入れてほしい。
だけど、それとこれとは別。
男性はやっぱり頑張りたいのです。
好きな女性に認められるために頑張るのが好きなのです!
男性はいつまでも子供、なんて言い方もされますが、小さな男の子が、お母さんに褒めてほしくて頑張る!というのにも似ているかもしれません。
「お母さん、見てみて〜!絵のコンクールで賞をもらったよ!」と、小さな男の子が嬉しそうにお母さんに話すように、
「じゃーん!俺がつくったWEBサイト、雑誌で紹介されたんだよね〜。」と、仕事の成果を話したくなる女性。
そんな女性が、男性にとってパートナーにしたい女性です。つまり、頑張るモチベーションとなる女性ですね。
男性が「彼女に認められたい!」と思う女性とは?
さて、男性が頑張るモチベーションとなる女性、「彼女に認められたい!」と思わせてしまう女性とは、その彼にとって価値のある女性です。
自分より下だと感じる女性ではなく(俺を追いかけてくる女性ではなく)、「すごい!」「カッコいい!」と言って、自分を認めてくれる女性です。
「すごい!」と思われたいという自己顕示欲や、社会的報酬を欲するのは女性より男性のほうが強いと言われており、この欲求が満たされると快感を覚えます。
だから、自分のことを「すごい!」「カッコいい!」と言って認めてくれる女性といると快感が得られ、そんな快感をプレゼントしてくれる女性には会いたくなる。
反対に、好きな彼に対して「もっとこうしてよ!」「なんでいつもそうなの?」など、彼を否定する言葉ばかりを投げかけていたら、
とてもじゃないけれど「彼女に認めてもらうために頑張りたい!」というモチベーションをおこさせる女性にはなれません。
男性にかぎった話ではありませんが、人は、自分を否定してくる相手には心を閉ざし、距離を置きたくなってしまうもの。
あなたも、もし何かで成果を出した場合、自分を否定する人ではなく、自分を褒めてくれる人に話したくなるでしょう?
「えーっ、すごーい!」って言ってくれる人に話したいですよね。
「こういうことに挑戦したいと思ってるんだ!」と話したとき、「そんなの無理でしょ」と言いそうな人より「いいじゃん!」って言ってくれる人に話したいですよね。
仕事で成果を出したときに話したくなる女性、趣味のスポーツの試合で輝くところを見てほしい女性。
そんな女性が、男性が頑張る原動力となる女性であり、認められたい女性であり、「パートナーにしたい!」と思わせる女性なのです。