恋愛だけでなく、人生において、自己受容ができている人、そして自己肯定感が高い人はうまくやっていけます。
反対に自己肯定感が低い人は恋愛や人生において消極的になり、生きづらさを感じることがあります。
自己肯定感を下げてしまう原因のひとつが、自己否定なんです。
自己否定をやめると、恋愛はうまくいきはじめます。
今回は、自己否定が恋愛におよぼす影響と、自己否定をやめるコツをご紹介していきますね。
自己否定をすると自己肯定感が下がる
頑張り屋さんで真面目な女性ほど、恋愛となるとうまくいかない。
一方で楽天的な女性ほど、恋愛はうまくいきやすいし、人生もうまくいきやすい。
頑張り屋さんな女性ほど、無意識に、自己否定してしまっているんです。自己否定するのがクセになっているんです。
「また甘いもの食べちゃった、ダメだなぁ」
「休日になにもしなかった、ダメだなぁ」
「また悪口言っちゃった、ダメだなぁ」
と、自分の行動にダメ出しをすることにはじまり、
「私は性格が明るくないからダメだ」
「私はもう少し痩せないとダメだ」
「私はもう少し可愛くないとダメだ」
「私はすぐネガティブになってダメだ」
と自分の性格や見た目にダメ出しをする。
こんなことをしていたら、自己肯定感が下がってしまうのは当たり前ですよね。
だけどクセになっているから、自分では慣れきっていて、気づかないんです。
水が飲みたいと思ったら当たり前のように蛇口をひねるように、当たり前のように自己否定してしまうんです。
そして恋愛をうまくいかせたい!と頑張る女性がしがちなのが、自分に対して「しちゃダメ」を増やしてしまうことです。
「彼に連絡したらダメ」
「会いたいって言ったらダメ」
「もっと痩せなきゃダメ」
日常生活が「ダメ」でいっぱい。
こんなのちっとも楽しくないですよね?
恋愛がうまくいく秘訣は、自己肯定感を上げることです。
大好きな彼を振り向かせたいなら、彼になにか働きかけるのではなく、自己否定をするのでもなく、自己肯定感を上げる努力をするんです。
自己否定する=自分を大切にしていない
当たり前のように自分にダメだしをしている一方で、自分のことを全然褒めてはいないのではないでしょうか?
大好きな彼のことは褒めるのに、自分のことはちっとも褒めない。
大好きな友達には「可愛い♡」って褒めるのに、自分のことは褒めない。
大切な人、大切な彼、大切な友達にたいして、
「そんな暗い性格じゃダメだよ」
「そんなネガティブじゃダメだよ」
「そんな太ってたらダメだよ」
「休日に何もしないなんてダメだよ」
なんて言わないでしょう?
自己否定するということは、自分を傷つけることになるんです、自分を大切にしていないことになるんです。
自分が自分にしていることを、他人もあなたにします。
彼氏に大切にされていない女性は、よく言われるように自分を大切にしていないからなんですね。
自分を大切にしていないということは「私のことを大切に扱わなくていいですよ」と彼氏にアピールしているようなもの。
自己否定をやめることが、自分を大切にすることへの第一歩です。
自己否定すると恋愛がうまくいかない理由
当たり前のように自己否定をつづけていると、潜在意識には「私はダメだ」というのがインプットされていきます。
彼氏がほしいと思っているのになかなかできなかったり、彼氏はできてもうまくいかなくなる人は、自己否定こそが、恋愛がうまくいかない原因のひとつです。
潜在意識(無意識)というのは私たちの意識の95%以上で、私たちがふだん頭で考える顕在意識よりうんと大きい。
どんなに顕在意識では「彼氏がほしい」「愛されたい」と思っていても、潜在意識では「私はダメ」と思っているから、自分から恋愛がうまくいかない行動を無意識にとってしまうんです。
そして「私はダメだ」というのを現実のものにしようとするんです。
「ほら、やっぱりうまくいかないでしょ?」って言わせようとするんですね。
自己否定をやめるコツは自己受容すること
ダイエットをしているのに、甘いものを食べてしまったら。
「あーやっぱり私はダメだ」と自己否定するのではなく、「甘いもの食べてしまった、でもいい気分転換になった」と受容する。
そしてまた、ダイエット頑張るぞ!と前向きに捉え直せばいい。
もし性格が暗かったとしても、「これが私だ」と受け入れる。
もっと明るい性格になりたいのだとしたら、自己否定するのではなく、明るい自分を想像して明るく振舞ってみたらいい。
「彼に連絡したらダメ」
「会いたいって言ったらダメ」
と、したらダメなことを目を向けるのではなく、「したい」ことに目を向ける。
「新しい洋服見に行きたいなぁ〜」
「あそこのカフェでまったりしたいなぁ〜」
したいことに目を向けるほうが、断然楽しいでしょう?
こういうのもクセなんです。
もっと自分に優しくしてあげて、もっと自分を楽しませてあげる。
こういう意識をもつと、自己否定をすることが少なくなります。
あなたのダメな部分は誰かが補ってくれる
あなたが「こんな私、ダメだなぁ」と思っている部分って、誰かが補ってくれる部分でもあります。
その補ってくれる誰かが、パートナーだったりするのですね。
パートナーにとっては、あなたの欠けている部分こそが魅力であり、それを自分が補える、愛すべき部分です。
たとえば女性に多いと言われますが、私は地図を読むのが苦手です。
道も覚えられないし、スマホで地図をみていても、スマホを回転させないと方向がわからなかったりします。
だけど彼は地図を読むのも得意だし、道もすぐ覚えるし、どこか行くときはぜーんぶ彼にお任せです。
これを「いつも彼にお任せして悪いから、たまには私が率先して彼を案内しよう!」なんてしゃしゃりでてしまうと、彼の出番がなくなってしまいます。
「好きな女の役に立ちたい!」という男性の気持ちを踏みにじることになってしまうのですね。
だから、ダメな部分ってあってもいい。
自己否定をやめると恋愛がうまくいきはじめる
自己否定をしないことの効果は本当にすごいんです。
自己否定をやめると、大好きな人の前でも堂々と魅力のある女性として振る舞えるようになります。
これって、恋のチャンスをちゃんと掴める女性の特徴です。
大好きな人の前で、下手に出てしまったり、媚をうってしまったり、いまいち男性が追いかけたいと思えない女性になってしまうのは、「こんな私はダメだ」と潜在意識にインプットされてしまっているから。
自己否定をしているからです。
全然ダメじゃないのに、いろんな「ダメ」をみつけて、「ダメ」というレッテルを貼り続けているからです。
「今日の私、可愛くないなぁ」と思っただけで、彼の前で魅力的に振る舞えないどころか、相手の態度さえ、なんだかそっけなく感じてしまうもの。
これぐらい、自分のことをダメだと思っていると、現実を捻じ曲げて見てしまい、自分で恋愛を壊してしまったりするんです。
自己否定しちゃダメ!なんてダメ出しはせずに、まずは自分にダメ出しをしていることに気づけたらOK。
だって、当たり前のようにダメ出ししているから、みんな気づかないんです。
自己否定をやめると、本当に恋愛も楽しくできるようになります。
「嫌われたくない」という気持ちも少なくなるので、自由に振る舞えるようになります。
そうやって大好きな人の前に自由気ままに振舞っていると、気づくと追いかけられるようになっていたりするんですよ。