私自身の経験からも、周りの友人、知人の話を聞いていても、恋愛にはタイミングがあるのだなぁと、つくづく感じます。
お互いのタイミングが一致した時に、ちゃんと恋愛がはじまります。
相手がまだあなたとの恋愛を本気で考えられていない時に、一方的に恋愛モードで迫っても上手くはいきません。
相手のタイミングをコントロールすることはできないのです。
あなたもきっと、相手の男性をよく知らず恋愛対象と見れていない時に「会いたい」とLINEをもらっても、まずはもう少し仲良くなろうよ!と思うのではないでしょうか。
相手が恋愛モードになっていない時は、「会いたい」とLINEを送るよりも、他にやることがあるんです。
それはタイミングを「待つ」こと。
待つというのは、何もしないことではなく、今できることをやって、今を楽しむことです。
相手を振り向かせようと頑張るのは、川の流れに逆らって泳いでいるようなもの。
体力だけを消耗して、結局おなじ場所から動かないのです。
流れに任せていれば、辿り着くべき場所にたどり着くことができるのですね。
そもそもタイミングが合っていれば、そんなに頑張る必要はないのです。
私も過去には、早く付き合いたい、早く恋愛を動かしたいと焦って上手くいかなかったことがたくさんあります。
相手のタイミングと合わなかったのだし、そもそも縁がない相手だったのでしょう。縁があれば、またタイミングがやってくるはずだから。
上手くいく人とは、時間がかかっても上手くいくようになっています。
結ばれる人とは、時間がかかっても結ばれます。
一度はタイミングが合わなくても、その後ちゃんとタイミングが合うんです。
そして、時間がかかるということは、二人にとって必要な時間なんです。
ということを、私はいま実感しています。
彼と出会ってすぐにお付き合いが始まっていなかったからこそ、私はいま、彼とこうしてパートナーとして一緒にいられるのだと思います。
すぐにお付き合いが始まっていたら、また過去の恋愛と同じことを繰り返していたかもしれません。
だからこそ、彼とうまくいかなかった時期が必要だったし、それを乗り越えていく過程で私はたくさんのことを学びました。
あいまいな関係の時期に、無理に振り向かせることもやめ、かといって最後通告もせず、一番仲のいい女性でいられたことは大きかったと思います。
彼も彼で、私からとくに離れようともしませんでした。
「彼はきっと私を好きだけど、今はタイミングじゃないんだな」と心のどこかで思っていましたし、「いつかタイミングが来るだろう」とも思っていました。
とりあず、彼であっても彼でなくても、ベストなタイミングでベストな相手と結ばれるのだろうと思っていました。
私の友人は告白して断られるも、数年後に相手の男性から告白され、付き合いその後結婚しました。
断られたあとに縁を切るのではなく、普通に友人として仲良くしていたと言います。
そのほかにも、何度か告白して断られたけれど、その後告白され、来年結婚するという女性もいます。
そんな話を聞くと、やっぱりお互いにベストなタイミングがあるし、なかなかお付き合いに至らないことにもちゃんと意味があるんだなぁと思います。
だから、いま恋愛が思うように進まず悲観的になっている方も、もし相手が結ばれるべき相手なら、ちゃんとベストなタイミングでうまく行くようになっているから安心して日々を過ごしてください。
といっても、渦中にいる時はそんな気持ちになれないかもしれませんが・・・安心した気持ちでいることは、とても大切です。
安心している心の状態が、それに見合った現実を引き寄せてくれますから。
はやくお付き合いできることがいいとも限らないし、はやく結婚することがいいこととも限りません。
大きな失恋をしたあとに運命の出会いをして、トントン拍子でお付き合いをし結婚というパターンも本当によく聞く話です。
「私はベストなタイミングでベストな相手と結ばれる」
そう信じていれば、本当にその通りになります。
そう決めれば、本当にその通りになるんです。
ひとりの人に執着することなく、握りしめている手をゆるめて、流れに抗うことなく今を楽しんでいれば、ベストなタイミングがやってきます。
恋愛は頑張って必死で努力してどうにかなるものではなく、むしろ頑張らないから上手くいきます。