恋をすると日常のすべてが恋愛一色になりがちな女性にたいして、男性は恋愛や仕事、友達、趣味が同じように並んでいて、その都度優先順位が変わります。
恋愛、そして彼氏がすべてになってしまうと、
彼の言った一言に一喜一憂し、
彼のLINEに一喜一憂し、
彼のやってくれたこと、くれないことに一喜一憂します。
そして、
「どうしたらもっと愛されるだろう?」
など、何をすれば愛される、何をすれば連絡をしてくれる・・・などと考え、彼氏に対して何かをしようとすることで、何かをもらおうとします。
恋愛にたいして即効性を期待します。
しかし!
彼氏とうまくいくのも、ダメになるのも、小さなことの積み重ねです。
愛情をもらえるのだとしたら、彼氏とうまくいくのだとしたら、それは小さなことの積み重ねであり、
彼女といると居心地がいいなー。
彼女といると安心するなー。
彼女といるとがんばれるなー。
など、日常のなかで、ある時気づいたら彼女の存在が大きくなっています。
反対に、「彼に、あんなこと言っちゃった・・・」と、自分の言ったこと、したことでウジウジと悩んでしまっても、
たったそれだけのことでダメになんて、なりません。
恋愛がダメになるとしたら、彼が別れを考えるとしたら、それも小さなことが積み重なった結果です。
彼女といると安心して仕事ができない。
彼女は俺にまったく感謝をしない。
彼女は俺をまったく信頼していない。
これらは、彼女の数々の行動が日常のなかで積み重なった結果です。
「彼に、あんなこと言っちゃった・・・」も、何度も何度も日常的に、たとえば彼を非難することを言ってしまえば、そりゃ彼だって別れを考えたくなることはあるでしょう。
恋愛がうまくいく女性は、日常生活の一部に恋愛があります。
しかし、自分で恋愛をダメにしてしまう女性は、日常のすべてが恋愛です。
日常のすべてが恋愛になってしまうと、それしかないわけだから、彼氏に依存してしまうんですね。
あなたが仲のいい友達も、長く一緒にいて居心地がよかったりするから、ずっと友達でいられるわけでしょう?
喧嘩をしてもまた仲直りできているんでしょう?
恋愛関係と友人関係は違いますが、人間関係という部分では同じです。
もし、「私たち友達でしょ?」なんて、「友達だから」を押し付けられれば嫌な気分になるし、
何をしても「ありがとう」を言わなかったり、自分を否定することばかり言ったり、返信が遅くなれば文句を言う友達って、嫌でしょう?
他の友達と遊ぶことに対して、「なんで私と遊んでくれないの?」なんて言われたら、嫌でしょう?
「友達として私のことが好き」なのは嬉しいけれど、あまりに依存されるとやっぱり困っちゃいますよね。
お付き合いをするとは、彼氏を思い通りにする権利を得たわけでもないし、独占していい権利を得たわけではありません。
そこを勘違いしてしまうと、彼氏にとって居心地のよくない彼女になってしまうし、それが日常的につづけば、彼氏だって距離を取りたくなってしまいます。
彼氏とうまくいく女性は、彼氏をひとりの人として尊重しているので、彼氏にとって居心地のいい女性の振る舞いができたりするんです。
考え方が違うと行動が違ってくるので、結果が違ってくるのですね。
彼氏とうまくいかなくなる女性は、彼氏を信頼することが、本当にできていないです。
そして、彼氏を信頼できないのは自分のことを信頼していないからなんですよね。
どんな人間関係も信頼があるからこそですが、とくに恋愛関係に関しては信頼なくしては成り立ちません。
信頼がない恋愛は、お互いに苦しいものになります。
彼氏のことを信頼できないから、放っておけないし、嫌われるのが怖いし、頭のなかで常に監視してしまうし、やっぱり居心地のよくない彼女になる。
だから、信頼するって決めるしかないんです。
あなたが好きになった人だもの、信頼してあげてくださいね。
彼氏を信頼する態度が、
彼女といると居心地がいいなー。
彼女といると安心するなー。
彼女といるとがんばれるなー。
に結びつき、いつしか彼氏にとって彼女の存在が大きなものになるのです。