「釣った魚に餌はやらない」という言葉、みなさんも聞いたことがあると思います。
そっか、男性は付き合うまで頑張るけど、付き合ってからはそっけなくなるのも仕方がないのね、冷たいのも仕方がないのね。
と、彼が釣った魚に餌はやらない状態を、仕方がないで片付けてはいないでしょうか?
先日、朝なにげなくテレビを観ていたら、カップルがインタビューされていました。
「今日は、彼女がここに来たいと言ったので、来ました」と、なんとも優しそうな彼氏。そして、楽しそうに笑っている彼女。
インタビュアーさんが「どれくらいお付き合いされているんですか?」と聞くと・・・
なんと、8年!(しかも現在23歳!高校生からのお付き合い!)
お付き合いしてから8年が経っても、彼氏は彼女が行きたいところに連れて行ってあげるし、とにかく楽しそうで仲が良さそうなカップルでした。
(ちなみに、「彼女のどんなところが好きですか?」と聞かれた彼氏は「笑ってくれるところ」と言っていました。やっぱり男性は女性に笑っていてほしいのですね。)
世の中には、付き合ってからそっけなく、冷たくなる彼氏もいれば、8年経っても優しい彼氏もいるのです。
私たちの場合も、付き合ってからも優しいし、いま現在も優しい。どんどん優しくなっていっています。
というか、付き合う前に紆余曲折あって私は悲しい思いもしているので、むしろ付き合った後からのほうが優しいのかもしれない。
付き合ってから彼氏がそっけなくなったり、冷たくなったり、連絡が極端に少なくなるとしたら、それは彼女のほうにも原因があります。
「彼氏だから、週末は会ってくれるのが当たり前」など、彼氏に対してあなたの「当たり前」を求めすぎ、それに彼氏が応じてくれないと不機嫌になってしまう、など心当たりはありませんか?
いわゆるクレクレ女子ですね。
「あれして、これして」と多くを求めすぎるのですね。
小倉優子さんも、「前の結婚生活では、感謝と思いやりが足りなかった」と以前はよくテレビでおっしゃっていましたが、
感謝と思いやりは、本当に大切です。
彼氏がしてくれていることに気づくことができず、彼氏がしてくれないことばかりに目を向けて、感謝ではなく不満をぶつけたり、不機嫌な態度でいては、
彼氏がそっけなくなったり、冷たくなるのも仕方がないように思います。
私たちの場合、彼が付き合った後も、そして今も変わらず優しいのは、私が変わったからだと思います。
お付き合いする前の、彼がどんどん離れていく時期、私は彼に対して不満しかありませんでした。
「なんで会ってくれないのだろう」「友達と遊ぶ暇があったら会ってくれてもいいのに」など、付き合ってもいないのにこんな風に思っていました。
一方で、いまは、彼には本当に感謝することがたくさんあるので、いっつも「ありがとう」って言っています。
一日に何度、彼に対して「ありがとう」と言っているのだろう・・・というぐらい感謝しているし、「ありがとう」と言いたくなることをしてくれるのです。
以前、以下で書きましたが「ラベリング理論」というのを聞いたことがありますか?
彼に対して「いつも優しいね」とか「いつも優しくしてくれてありがとう」と、彼にラベルを貼ると、彼はその通りの彼になる、というものです。
付き合ってから彼が変わってしまった・・・。
そっけなくなったし、冷たくなった、という方は、彼に対して「ラベリング理論」とまったく逆のことをやっているのかもしれません。
「いつも○○してくれない!」「どうせ○○してくれないんでしょ!」などと言えば、彼はますますやらなくなります。
実際には、付き合ってから変わったのは彼氏じゃなくて、彼女の方かもしれないのです。
男性はお付き合いする女性によって変わります。
釣った魚に餌をやらないタイプの男性も、相手が変われば、彼女の行きたいところに率先して連れて行ってあげたり、マメに連絡をするようになったりします。
だから、彼を変えようとするのではなく、自分が変わればいいのですね。
変わるというのは、外見を変えるとか性格を変えるということではなく、思考やマインドといった部分です。
思考やマインドが変われば行動も変わっていきます。
不満ばかり、すぐに拗ねたり不機嫌になる女性に会いたいと思うでしょうか?
やりたいことや趣味もとくになく、俺のことばかり考えている女性を愛したいと思うでしょうか?
冒頭で紹介した8年お付き合いしているカップも、彼女の好きなところを「笑ってくれるところ」と言っていましたが、男性は好きな女性を笑顔にしたいし、笑っている彼女が見たいのです。
会うと不機嫌な、笑顔のない彼女には会いたくはないのです。
恋愛ブログを書いていると、テレビでカップルが出ていると注目して見てしまうようになりましたが、彼女の好きなところを聞かれて、「笑顔が可愛い」とか「よく笑うところ」など、笑顔や笑うことに関してあげる彼氏が本当に多いですよ。