追いかける恋愛しかしてこなかった私が、（好きな人に）追いかけられて愛される恋愛がしたいと、恋愛の勉強をはじめた時にブチ当たったのが、彼氏にプレゼントをあげない方がいい問題です。
それまでの恋愛では、お土産はもちろん、彼氏の好きそうなものを見つけてはあげていたし、プレゼントをあげるのが楽しかった。
しかしそうしてきた私は、追いかけられもせず、愛されもしなかった。
やっぱり彼氏にプレゼントはあげない方がいいのか…でもやっぱり彼氏が喜びそうなものを見つけるとあげたくなってしまう…と葛藤しながら辿り着いた結論は、プレゼントはあげてもいいということ。
ただしそこは、条件つきで。
彼氏にプレゼントをあげない方がいい理由
さて、世の中で、愛されたければ彼氏にプレゼントをあげない方がいいと言われるのはナゼなのか？
それは、彼氏が尽くされる方になるからです。
一方があげる方になると、もう一方は受け取る方になります。
男性は好きな女性に尽くしたい生き物。彼女に尽くされてしまっては、自分が尽くす隙がなくなってしまうのです。
なので彼氏にプレゼントをあげるのはいいけれど、彼氏があなたにくれる以上にあげない方がいいと私は考えています。
もし、久しぶりに会う友達に「喜んでもらいたいなぁ」とお菓子をあげるつもりでいたとします。
しかし久しぶりに会った友達の方から、お菓子より高価なものをもらったらどう思うでしょうか？
もらって嬉しいけれど、「喜ばせたい」と思っていただけに微妙な気持ちになりますよね。
彼氏が「くれる」ものというのは、なにもプレゼントに限らなくて、いつも好きなところに連れて行ってくれるとか、力になってくれるとか…そういったお礼や感謝の気持ちでプレゼントをあげるのなら、まったく問題ないと思います。
彼氏にプレゼントをあげていいと思うけれど
私が彼氏にプレゼントをあげる恋愛をしていて、追いかけられもしなければ、愛されもしなかったのは、「好かれたい」という気持ちが大きかったから。
もちろん「喜んでほしい」という気持ちもあったけれど、「もしかしたら私のことをもっと好きになってくれるかも？」という淡い期待を抱いていました。
男性がプレゼントをもらって嬉しいのは「気持ち」なんです。
俺のことを追いかけている彼女、俺に会いたくて仕方がない彼女、俺の連絡を待ち侘びている彼女からは、もう十分に気持ちをもらっています。
そこへ来てプレゼントをもらっても、気持ちが重たくなるだけ。
だから、彼氏のことを好きで好きでたまらなくて、もうすでに気持ちをたくさん与えているのなら、プレゼントはあげない方がいいかもしれません。
しかしそうでないのなら、感謝の気持ちでプレゼントをあげるのは何も問題はないどころか、彼氏だって嬉しい。
そこには「気持ち」がこもっているからです。
さらに小さなメモや手紙がついていれば、さらに彼氏は喜ぶでしょう。
なんでもそうですが、「たまに」だから嬉しいもの。プレゼントをあげすぎれば、やっぱり価値は下がるし、普段プレゼントをあげないからこそ価値があります。
彼氏にプレゼントをあげるのはすごく楽しいですよね。「喜んでくれるかなぁ」って顔を想像しながら買うのも楽しい。
しかしまずは受け取り上手になるのが女性の役目で、彼氏から受け取りもしないのにあげるのはやっぱりやめた方がいいでしょう。
だって、本当は彼氏からプレゼントをもらう方が嬉しいですよね？？
彼氏からいろんなことをしてもらう方が嬉しいですよね？
だったら、自分からプレゼントをあげて気を引こうとするより、受け取り上手になった方が彼氏も喜びます。
彼氏に愛されているとプレゼントをあげたいと思わない
私が愛される恋愛ができるようになって気づいたのは、愛されていると「プレゼントをあげたい」と、そこまで思わないということ。
愛されたいと願っていた頃には、あんなにプレゼントをあげたくなっていたのに…。
やっぱり心の奥底では、プレゼントをあげることで「好かれたい」という思いがあったのでしょう。
恋愛をこじらせていた頃のように、プレゼントをあげたいとは思わなくなった代わりに、純粋に喜んでもらいたくてとか、日頃の感謝を込めてプレゼントをあげたくなるときがあって、やっぱりすごく喜んでくれます。
彼氏にプレゼントをあげたいと思ったときに、「好かれたい」気持ちの方が大きいならあげない。
彼氏から全然受け取っていないのに、あげない。
下手（したて）に出ないというのは愛される恋愛の基本で、下手に出ているときのプレゼントは、下心が見えてしまいます。
