「今日、こんなことがあって、あんなことがあって」と、彼氏に話を聞いてほしいのに、彼氏は話を聞いてくれない。
これは、恋愛あるあるのひとつです。
彼氏に話しかけても嫌そうにして、聞く耳を持ってくれないとか、テレビに夢中になって全然聞いてくれないなんてことは、よくあることです。
だけど、女性は話したいんですよね、話を聞いてもらいたいんですよね。
1日に話す単語数は、男性は約7,000語であるのにたいし、女性はその3倍の約20,000語という研究結果も出ています。
そう、女性はおしゃべりなんです。
しゃべることによってストレスを発散できるし、しゃべることによって癒されるんです。
男性にとって女性の話はつまらない
女性のみなさんは、仲のいい女友達とぺちゃくちゃとおしゃべりする時間って楽しいですよね。
気づいたら平気で何時間も経っていたりしますよね。
しかし、同じような楽しさを男性に求めても、そうはいきません。
なぜなら、女性は「共感したい」、そして男性は「解決したい」から。
これが、そもそも彼氏が話を聞いてくれない根本的な原因です。
女性が望んでいるように話を聞いてくれて、共感してくれる男性って少ないです。
だから、女性が望んでいるように話が聞ける男性はモテます。
「解決したい」男性にとって、女性のとりとめのない話って、実はとってもつまらない。
言ってみれば、小学生のころの全校集会の、校長先生のはなしと同じぐらい、つまらない!
校長先生には申し訳ないけれど、話の内容はまったく覚えていないし「早く終わってくれないかなー」なんて思っていましたよね。
男性はなにをするにも「目的」が必要です。
女性のように目的もなくブラブラする「ウィンドウショッピング」ができないことからもわかるように、なんのオチもない「ウィンドウショッピング」のような女性の話が、つまらないのです。
彼氏があなたの話を聞きたくない理由
彼氏があなたの話を聞きたくない理由は、これまでお話ししたように「つまらない」から、というのがそもそもです。
しかし、それ以外にも理由があります。
男性は「解決したい」生き物です。
女性の話を聞いて、なにか問題があるなら解決をしたいと思います。
たとえば、あなたが「上司がいっつも帰る直前に仕事をふってくるからやだー」と話したとしましょう。
あなたはきっと「お疲れ様だったね」とか「それは嫌だねー」などと共感してほしいわけです。
しかし彼氏はこう言います。
「直接上司に言ってみたら?困りますって。」
なぜなら、彼氏はあなたの問題を解決したいからです。共感するという発想がないからです。
そしてあなたは、彼氏のこの発言に、こう言います。
「えー、そんなこと言えない」と。
彼氏の提案を否定するんです。
これ、本当によくあります!!
男性からの「◯◯したら?」にたいして「えー」「でもー」「だってー」と返す。
自分では気づいていないかもしれませんが、多くの女性がやっています。
だってそもそも、解決してほしい、アドバイスしてほしい、なんて求めていないですものね。
しかし!
これでは、彼氏もあなたの話を聞きたくなくなってしまう気持ちもわかりますよね。
よかれと思って言ったことを、すぐ否定されるんだもの。
要するにお互いさまなワケです。
女性のとりとめのない話がつまらない男性と、男性にアドバイスされるのが嫌な女性。
どちらも不満を抱えているんですね。
彼氏が話を聞いてくれるようになるには?
それではさて、彼氏が話を聞いてくれようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、話を聞くことが、あなたの役に立っていることを教えてあげることです。
男性って女性の役に立ちたいと思っています。
だから、あなたの話を聞くことがあなたの役に立つのなら、彼氏だって話を聞いてあげたいと思います。
「俺が話を聞くことで、彼女が嬉しそうだ!楽しそうだ!」と思えば、彼氏も話を聞いてあげたくなります。
しかし、実際には、彼女は楽しそうではなく、よかれと思ってアドバイスをしてみても受け入れず、
男性は彼女の話を聞く意味が見出せないのですね。
ただのつまらない時間だと感じるのです。
そして、どうすれば、話を聞くことが役に立っていると教えることができるのか?
それはたとえば、以下のような言葉を彼氏に伝えることです。
「◯◯くん、話を聞いてくれるから嬉しい♡」
「いつも話聞いてくれてありがとう♡」
「こんなどうでもいい話、◯◯くんしか聞いてくれない(笑)」
あなたも、友達から全然興味のない話をされて、だけどもし最後に「◯◯ちゃんだけだよ、こんな話聞いてくれるの!!」なんて言われたら、
また話を聞いてあげたいと思いませんか?
さすがに内容が「愚痴」や「不満」ばかりでは嫌だけど、喜んでくれるなら、またちょっとぐらい話聞こうかなって思うでしょう?
これが、愛する彼女となれば、男性は喜んで話が聞きたくなってしまう。
だって、彼女を喜ばせることができるし、彼女の役に立つことができるからですね。