「なんで私に話してくれないの?」
「ふつう彼女に話すよね?」
彼氏が大事なことを自分に話してくれないとき、女性ならとてもショックを受けますよね。
大事なことこそ、彼女である自分に話してほしい。
そう思うのは自然な感情であり、ましてや自分じゃない誰かには話していると知ったら…ショックはさらに大きくなります。
しかし彼氏が大事なことをはなしてくれないのは、理由があります。
彼氏が大事なことを話してくれない3つの理由
1. 彼氏はあなたに弱い自分を見せたくない
男性は彼女に弱い自分を見せたくありません。
「大事なこと」の内容にもよりますが、プライドが大切な男性にとって、自分の弱みを見せるようなことであれば彼女に話したがりません。
そういうときは、一人で閉じこもります。
一人で考えて解決しようと思います。
女性は話し合いが好きですが、男性は話し合いが苦手。
女性は人とのつながりを大切にしますが、男性はそうじゃない。
もし大事なことが仕事のことであれば、仕事のことに口を出されたくないと言う男性もいます。
2. 彼氏はあなたに嫌な思いをさせたくない
わざわざ彼女を傷つけたり、嫌な思いをさせたいと思う男性はいません。
とくに男性は女性にくらべて罪悪感を感じやすい生き物です。
その「大事なこと」が、彼女を悲しませるのではないか、傷つけるのではないか、嫌な思いをさせるのではないかと思うと、その罪悪感から、話すのをやめてしまうことがあります。
それでも女性は話してほしいと思いますが、彼女にたいする罪悪感をもちたくないのが男性です。
たとえば彼氏が引越しをすることを彼女に言わなかったとしましょう。
これ、女性にとってはちょっとショックですよね?
そもそも言う必要がないと思っている男性も実は少なくないのですが、もしかしたら今より遠くなるから、彼女はショックを受けるかもしれないと思っているなどの場合もあります。
1. 彼氏はあなたに話したくない
あなたの職場にも「◯◯さんに話すとめんどくさいことになるからなー」と感じている◯◯さんがいるかもしれませんね。
人は話す相手を選んでいます。
「彼氏が大事な話をしてくれない」という被害者意識をもっていると、つい相手を悪者にしてしまいますが、じつは自分に原因があることって、この件にかぎらずよくあることです。
だから恋愛では被害者意識をもつと、うまくいかなくなります。
先日もTwitterで少し話しましたが、「彼氏が私になにも話してくれない」と不満をいう女性がいました。
しかし彼女は人の話を最後まで聞かずに反論するクセがあるんです。
「私も彼氏の気持ちがわかるなー」と思いながら聞いていましたが、ちゃんと話を聞かないから話したくなくなるんですね。
(しかし彼氏が別れないのは、おそらく彼女は根っこには優しさ、思いやりがあるからだと思う。つまり彼女はちょっと不器用なだけ。)
男性が話をしたくなる女性は、話を聞いてくれる彼女です。
男性にとって話を聞いてくれる彼女とは、以下の3つができる彼女のことです。
・話を遮らない
・否定しない
・価値観をおしつけない
女性の場合も、「どうせ彼氏は話を聞いてくれない」と思っていると、話さないでしょう?
なのに、「なんで俺に話さなかったの?」と彼氏に言われても、「いやいや、話聞いてくれないじゃん!」ってなるでしょう?
そもそも男性は報連相(ほうれんそう)しない
職場でも感じているかもしれませんが、そもそも男性は女性にくらべて「報連相(報告・連絡・相談)」しません。
「先に言ってよ!」なんてことも多々。
女性は彼氏となんでも共有したがりますが、男性はそうじゃない。一人でどうにかしたがります。
そして女性は男性にくらべて1日に発する単語数が3倍という研究もあり、女性はしゃべらないとストレスがたまるのだそうです。
言葉でのコミュニケーションより行動を重要視し、ましてや自由が好きな男性にとって、もし二人のあいだで、
「ちゃんと報告して」
「ちゃんと連絡して」
「ちゃんと相談して」
なんて強制されると窮屈さを感じます。
見張られているようで息苦しいのです。
被害者意識をもってしまうと「私に話してくれない」と、彼氏を悪者にしてしまったり、「私のことを大切に思っていないんだ」というネガティブな決めつけをしてしまうかもしれませんが、まずは男性はそういうものだと思っておく。
そして彼氏が話をしたくなる彼女になる。
基本的に人は自分のことをわかってもらいたいし、自分のことを話したいし、話を聞いてほしい。
話を聞いてくれる人には話しますし、先ほども書いたように、話す人を選んでいます。
相手を変えようとしても、変わりません。
大事なことを話してくれない彼氏を責めるより、彼氏にとって、真っ先に話したくなる存在になる。
話したくなる彼女って、やっぱり話を聞いてくれる彼女です。
話を聞くって簡単に思えますが、人が話したくなるような聞き方ができる人ってそう多くありません。だからこそチャンスなんです。