彼氏にしてほしいことがあるのなら、ちゃんと言う。
察してくれるのを待つのではなく、してほしいことを伝えていないのに、してくれなくて不満をためるのではなくて、ちゃんと言う。
してほしいことを言えないのは、
・察してほしい
・ワガママだと思われたくない
・面倒に思われたくない
・やってくれなかったら傷つく
などの理由があるのでしょう。
もしくは、してほしいことを言っても、彼氏がそれをやってくれないから、言うのをあきらめているのかもしれません。
だけど男性は、彼女の願いを叶えてあげたいと思っているし、してほしいことがあるなら言ってほしいと思っているんです。
してほしいことを言っても、彼氏がやってくれないのは、もしかしたら伝え方が間違っているのかもしれません。
彼氏にしてほしいことの基本的な伝え方
彼氏にしてほしいことの伝え方は、とてもシンプルです。
「○○して♡」でOKなんです。
こんな風に言われると、男性は「俺って頼られてる」と嬉しくなるもんなんですよ。
反対に、
「○○してもらってもいい?」
「○○してくれる?」
のように、ちょっぴり遠回しにお願いされると、「No」と言いたくなる場合がある。
この言葉には「疑い」が入っているからです。
「○○して♡」と言うときのポイントは、「♡」にあらわれているように、可愛らしく伝えること。
そして、もし彼氏から「No」の返事が返ってきたり、彼氏の態度があいまいだったときは、「たまには○○してくれたっていいじゃん!」などと責めたり、不機嫌になるのではなく、「No」を受け入れる。
してほしいことが伝わっているので、今は「No」でも、そのうちしてくれる時がくるかもしれないのです。(その可能性は大アリ!)
だって、男性は「彼女のことを喜ばせたい!」ということしか、基本的には考えていないのだから。
彼氏にしてほしいことを言っても、やってくれない!という女性は、たいてい、彼氏の「No」を受け入れないから。
「No」を言う権利をあげると、「OK」の返事ももらいやすくなるものなんです。
私も過去の恋愛では、彼氏に「No」という権利をあげずに不機嫌になり、そのうち「どうせ彼氏は何もしてくれない」とあきらめて…こんな恋愛が楽しいはずはありませんよね。
彼氏だって、ちっとも楽しくなかったでしょう。
だけどシンプルに「○○して♡」と伝えること、そして「No」という権利をあげることで、お互いにハッピーになれるんです。
彼氏にしてほしいことは、伝えないとわからない
むかし、趣味仲間の男性たちと食事をしていた時のことです。
私のもとに運ばれてきたご飯が、大盛りだったんです。
これじゃあ残しちゃうかもな…と思い、男性陣の誰かにおすそ分けしようと思いました。
するとちょうど、男性陣のひとり(Aさん)が、店員さんに「ご飯ってお代わりできますか?」って聞いたんです。
そのお店ではご飯のお代わりはできなかったのだけれど、
そう、私は、Aさんに「私のご飯、少し食べませんか?私、こんなに食べられないので」と伝えて、ご飯をおすそ分けしたんですね。
何が言いたいのかというと、ほしいものは「ほしい」と伝えるから、もらうことができる、ということ。
Aさんは直接私に、「ご飯がほしい」と言ったわけではありませんが、男性陣のなかで一番小柄なAさんに、私は「ご飯を少し食べてもらおう」なんて思ってもいなかったから。
他の男性に食べてもらおうと思っていたから。
彼氏は、あなたが何をしてほしいのかわかりません。
だから、してほしいことはちゃんと伝える。
何をすれば、あなたが喜んで、何をすれば、あなたを喜ばせることができるかを、知りたがっているんです。
もしかしたら、自分から何も言わなくても、彼氏が察してくれて、喜ぶことをしてほしい!という女性もいるかもしれません。
しかし、察してくれることにこだわるのは、そのことで愛情を図っているから。
愛情を図る恋愛をしていると、恋愛をこじらせてしまいます。
愛され上手な女性の「してほしい」ことの伝え方
愛され上手な女性は、彼氏に「してほしい」ことを伝えるのが上手なんです。
「○○して♡」と直接伝えるのはもちろんのこと、直接伝えずに、彼氏にしてほしいことを伝えています。
それは…自分の「好き」をたくさん伝えること。
彼氏への「好き」ではなくて、自分の「好き」なこと、ものを伝えているんです。
テレビでイルミネーションのCMをやっていたら「わぁ〜綺麗!行ってみたいな〜」と、なんとなーくひとり言っぽくつぶやく。(もちろん、彼氏もいる時にですよ!)
実際に連れて行ってくれるかはわかりませんが、彼氏には「そっか、イルミネーションに興味あるんだなぁ」と伝わります。
女性がデートで行きたいところって、じつは男性はそんなに興味がないという場合がけっこうあります。
だから、「彼女がイルミネーションを見に行きたい」ことに気づいていない男性は、一定数います。
そのほかにも、街を歩いていてモンブランが目に入ったら「モンブラン美味しそう!私モンブラン好きなんだよね〜」と言う。
そしたらいつか、彼氏がモンブランを買ってきてくれるかもしれません。
愛され上手な女性は、こうして自分が喜ぶことをさりげなく伝え、彼氏に活躍の場をあげています。
ところがどっこい!
恋愛こじらせ女子は、してくれないことへの不満ばかりを伝えてしまいます。
もちろん、やられて嫌なことを伝えることは大切だけれど、自分が何が好きなのかを伝えることは大切です。
愛され上手な女性は、日常的に、「ない」「嫌」より、「ある」「好き」に意識を向けているから、
スルッと「好き」が出てきたりするんですね。