少しの時間でも会いに来る彼氏はきっと、あなたのことが、ものすごく好きです。
私自身、どちらかと言うと、「少ししか会えないなら、たくさん会えるときに会いたい」というタイプで、こじらせ女子だった頃は「私には少しの時間しか使えないんだ」とひねくれた考え方をしていました。
(片想いをしているときは、「少しでも会えるなら会いたい!」とばかりに、呼ばれるままに飛んでいって、雑な扱いをされましたが…)
男性のなかにも「少ししか会えないなら、たくさん会えるときに会おう」というタイプはいますが、女性のように恋愛だけにならない男性にとっては、「少しの時間しか使えない」のではなく「少しの時間でも会いたい」というタイプは多いのです。
少しの時間でも会いに来る彼氏はあなたのことが好き
人生において、恋愛が1番という女性は多いと思います。そして、恋愛について勉強している女性ならご存知のとおり、一方の男性はと言うと、恋愛だけにはなりません。
恋愛より仕事が大切なときだってよくあるし、恋愛と同じぐらい、ストレス発散のために趣味にのめり込む時間が大切な人もいます。
そんな忙しい合間をぬって、少しの時間でも会いたくなる彼女、それは好き以外のなにものでもありません。
もちろん、時間があるのに「少しの時間」しか会ってくれないのだとしたら、「それはどうだろう?」と思いますし、そのほかの時間で他の女性と会っているとなれば話は違ってきますが、忙しい合間をぬってまで会うというのは、恋愛という土俵では、彼氏にとってあなたは1番なのです。
これは周りの男性を見ていても感じること。
休日に趣味の集まりに参加しながら「この後、彼女と会う!」と、嬉しそうに帰っていく。そういう男性は1人や2人ではありません。
「えっ、すごいタイトなスケジュール!」と、私はびっくりしてしまうのだけど、彼にとっては趣味も彼女も大切なんですね。
こうして客観的に見ると、「彼女、すごく愛されているんだなぁ」と改めて思います。
男性の「好き」は行動にあらわれる
女性は言葉を大切にしますが、男性は行動を大切にします。大切にするというより、無意識に「好き」が行動に出てしまう、と言ったほうが正しいかもしれません。
少しの時間でも会いにきてくれるのは、深く考えずに「好きだから、会いたい」、そう思っておく方がいいです。
それを、昔の私のように拗らせた視点で「私には少しの時間しか使えないんだ」と捉えてしまうと、破滅への道をたどっていきます。
だって、彼氏は少しの時間を惜しんで、会いにきてくれているのに!それに不満をぶつけるなんて…ですよね。
この頃の私は前提として「彼氏は私のことをそれほど好きじゃない」と思っていたんですね。だから、彼氏が何をしても、しなくても「それほど好きじゃない」に結びつけていました。
少しでも会いに来てくれる彼氏との、その、少しの時間を楽しんでいると、「彼女といると楽しいな、居心地がいいな」と感じ、彼女と過ごす時間が増えていく、ということもある。
実際に私がそうでした。
昔のように、「少ししか会えないならやめとこう」とあからさまに不機嫌な返信をせず、少しの時間を楽しめたのは、前提に「彼氏は私のことが大好きだ」と思えるようになったからだと思います。
そして、そんな少しの時間を過ごしたからこそ、いまの幸せな時間があります。
「少しの時間でも会いたい」と言われる方になろう
忙しい彼氏にたいして、「少しの時間でも会いたい」と女性が言う方になれば、女性が追いかけている側になります。
恋愛の主導権を彼氏が握ることとなり、それに振り回されることになるでしょう。
女性のほうが忙しくて、「少しの時間でも会おうよ!」と言うなら話は別ですが、彼氏に「会ってもらう」という考え方で向き合うと、女性にとっては辛い恋愛になります。
彼氏が「会ってあげている」と思うようになると、それは義務感となり、義務だと感じるようになると、だんだん嫌になってくるものだから。
彼氏が「会ってあげている」と思う女ではなく、「時間を使いたくなる」女。これは、男性にとって最高に好きな女性なのですね。
男性の愛情は、かける時間にあらわれます。これは長ければいいと言うものではなく、忙しい男性はやっぱり短くなります。
だから、彼氏が少しの時間でもあなたに会いたくて、少しの時間でもあなたに使いたくなるのなら、彼氏はやっぱり、あなたのことが大好きです。