大好きな人に愛されている今となってわかったことは、愛されるのに特別な恋愛テクニックはいらない、ということです。
「だったらどうしたらいいいんだよー!!」と、かつての私なら、心の中でこう思うでしょうし、同じようにこう叫んでいる女性もいるかもしれませんね。
彼に愛されたくて、好きな人に振り向いてほしくて、どうすれば愛されるだろう、どうすれば振り向いてくれるだろうと、愛されていない時の私は、そんなことばかり考えていました。
恋愛テクニックをもちいて、どうにか好きにさせよう、そんなことばかり考えていました。
でも、よく考えてみてください。あなたが好きな彼は、あなたに対してなにかテクニック的なことをやっていますか?
(もしかしたら、ものすごーーく上手に、あなたの気づかないところでテクニックをやっているのかもしれませんが(笑))
私は、「この人、私に好かれたくて、こんなことしてるな、優しくしてるな」というのが、なんとなくわかってしまいます。
ちょっと極端な言い方をすれば、私を、ひとりの女性としてではなく、モノとして扱っているみたいな感じがして、なんとなく嫌だなぁ、と感じてしまいます。
相手から感情が伝わってこないのですね。
打算的な気持ちでやる行動って、演技上手でないと、どこかにぎこちなさが表れてしまうもの。
人のことはその人にしかわからないのが本当のところですが、私の周りの、彼や旦那さんに愛されている女性って、恋愛テクニックを使っているようには、まーったく思えません。
世の中の多くの女性は、きっとかつての私みたいに何十冊と恋愛本を読んで研究なんてせずとも、愛されているのでしょう(笑)。
私の周りの愛されている女性を見ていると、たしかに彼や旦那さんに頼るのが上手だし、甘え上手だし、よく笑うんだけど、それって、彼女たちにとってテクニックじゃないんです。
頼るのも甘えるのも、彼を信頼して尊敬しているから。
よく笑うのも、彼といると楽しいから。
男性が喜ぶこと、男性がされて嬉しいことを、自然とやってのけるのです。
「彼を振り向かせたい!」「彼に愛されたい!」ばかりを意識しすぎると、彼を信頼することや尊敬すること、彼を「好き」だという本来の気持ちが置いてきぼりになってしまいます。
だから恋愛テクニックを使っても、なかなかうまくいかないのですね。
男性は女性の恋愛テクニックによって心を動かされるのではなく、女性が自分をどう思ってくれているかに心を動かされます。
もし彼のことをどこかで見下している気持ちがあれば、なにげない会話の端々に、それが出てしまいます。
彼のことを信頼していなければ、やっぱり会話の中や態度に出てしまいます。
好きな人には尽くしたくなる女性って、多いんじゃないかと思うんです。とくに追いかけるのが好きな女性には。
私もそうでしたから。
でも、尽くす行為って、彼のためじゃなくて、自分のため。自分が尽くしたいから尽くしているし、尽くしたら好きになってくれるんじゃないかと思っていました。
ひとつ言えることは、私の周りの愛され女子のなかに、尽くしている人はひとりもいません。
彼や旦那さんのほうが尽くしています。
彼や旦那さんを信頼していれば、尽くす、なんてことはしないのですね。
「彼に愛されたい!」「好きな人を振り向かせたい!」ではなく、彼をひとりの男性として信頼し、尊敬し、素敵な男性として見ること。
そう思う気持ちが、なにより大切なんだと、今の私にはわかります。
愛されるのって、そんなに難しくはありません。彼のことが好きで、その気持ちが本物なら、彼もきっと答えてくれると思います。
追いかけるって、じつはかなり自分よがり。相手の男性のことを考えていない行為なんです。本当に彼のことが好きなら、相手の気持ちも考えてあげられるはずなんですね。
私も経験者だからわかりますが、追いかけている時って自分のことしか考えていません。(「私は違う!」という方がいたらごめんなさい・・・!)
そんな女性が愛されるはずはないなぁ・・・と、本当に今となってわかります。
まずは、彼のことをひとりの男性として、自分はどんな風に見ているんだろうと考えてみてください。
彼のことを心から信頼し、尊敬し、素敵な男性として見てあげてくださいね。
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